大きな急性期病院、ふつうのリハビリ病院、そして介護施設、と今まで働いてきました。
仕事内容が違うので忙しさは比較しにくいですが、職員数が多いほど長期休暇が取りやすいのはマチガイないですねえ。
大きな急性期病院
急性期総合病院は、常に患者数が大きく、医者も看護師も多いです。
医師だと、
- 消化器内科、循環器内科、内分泌内科、神経内科、…
- 消化器外科、心臓血管外科、乳腺外科、脳神経外科、整形外科、…
それぞれの科に数名ずつ配属され、研修医も含めると合計で100人程度います。
そして看護師も、急性期病院なら患者7名に対して1名以上の体制で、とくに集中治療室や救急病棟では夜勤中も多くの職員が勤務しています。
大きな病院では、合計500人以上の看護師が在職するのも普通です。
介護施設
一方介護施設では、100名に満たない入居者へ対して、病気の治療ではなく暮らしのサポートを提供しており、
- 医師は施設に1人
- 看護師は施設に10人ちょっと
- 介護士は施設に25人くらい
程度の職員数で、24時間365日運営していくのが一般的です。
中小企業のシフトは組みづらい
そこで、ちっちゃな規模のサービス業あるあるですが、職員が少ないのでとにかくシフトを組むのが大変です。
総合病院と施設と病棟勤務シフトをイメージするなら、
- 病院職員合計30人で、日勤6人 夜勤2人
- 施設職員合計8名で、日勤2人 夜勤1人
合計人数が減れば減るほど組み合わせが一気に減るため、施設職員のシフトを組むのはトンデモなく難しくなり、
よくある中小企業の悩み、“希望の休みを取りづらい” が解消できないのです。
まあ、どの業界もほとんどが中小企業、そして最近は人手不足が日常となってきました。
みんなこれからどうなっていくのか見当がつかない時代、いっしょに働いている職員にただひたすら感謝ですね。