どんなものでも、欲しくて必要なヒトへ渡したほうが有効利用されます。
目の前の数字に惑わされず、みんながハッピーでいられるような全体最適化を目指していきましょう。
オレンジを分け合う

ちょっと有名なお話です。

ふたりが1個のオレンジを取り合っていました。

仕方がないので、切って半分ずつに分けようとしたところ、

あるひとが、オレンジをどう使うつもりかそれぞれに聞きました。

すると、
- ひとりは、マーマレードを作るのに皮が必要で、実は捨てるつもり
- もうひとりは、ふつうに実を食べて、皮は捨てるつもり

それでふたりは、皮と実をそれぞれ1個分持って帰りました、とさ。- めでたしめでたし –

一般的に、争ったり駆け引きしたりするよりも、おたがいが仲良く情報交換するほうがうまく進みます。

欲しい・必要なモノ を 欲しい・必要なヒト へスムーズに届けられるからです。
別々のランチを決める

つづいて、わたしがなんとなく考えたお話です。

バラエティー番組のように、ふたりのランチ、
- 2万円のカニコース
- 500円のうどんおにぎりセット

どちらか別々を選択する状況に遭遇したとします。

ここからまったく個人的な展開ですが、わたしはカニが食べられないため、
- ぜひ、うどんおにぎりセット を選ばせて欲しい
- 値段も差額もどっちでもいい

すぐにお願いするでしょう。

となれば、相手はしぜんとデザートを分けてくれるかもしれません。

値段がついてきても、争わず情報交換によってうまく分け合えました。- めでたしめでたし –
価格よりも欲しいかどうか

相続にかぎらずいつでも、欲しくない・必要のないモノをもらっても仕方ありません。
ぜひ、値段がつくモノであっても、いい落とし所をみんなで考えていきましょう。
実家の土地建物

だれも住まなくなった実家は、近所に家を建てているヒトにとっては必要のないモノですが、

転勤族だった兄夫婦が、子育て終了後に戻って住んでくれれば、みんな地元でハッピーとなりそうです。
ちょっと郊外の土地

離れた奥の遠い土地なんて、ほとんどのヒトにとって必要ないモノですが、

畑作業 や 事務所兼倉庫 に興味のある妹夫婦が使ってくれるならラッキーです。
株でも絵画でも

流動資産においても、日本の銀行株を好きなヒト、海外債券を好きなヒト、それぞれがそのまま移管して受け取り、

絵画 や 掛け軸 でも、眺めて楽しめるヒトが受け継げばよさそうです。

どんないいモノも、欲しくない・必要のないヒトがもらってしまえば、後に現金化作業が追加されてしまいます。

そこでもし、売れない、やっぱり使えない、となっては、どれだけ高価であっても意味がありません。

相続であってもなくても分け合うときは、ソントクよりも価格よりもなんとなく平等よりも、欲しいモノか必要なモノかを、まず確認し合いたいですね。