介護と相続のセミナー ここはじ介護 を地域で開催し、“概要を理解できた” と喜んでもらっています。
その中で、入院費用・入所費用や遺産分割への反響がとくに大きいです。
年上の方々からの “やっぱりお金やなあ” という実感のこもった感想に、こちらが勉強させていただいています。
家族と乗り越える試練
資格をとる とか だれかと一緒に起業する とか、なんでも経験してみないとわからないことは多いです。
その際、自分個人だけのことなら、準備不足で失敗してもまたやり直せばいいし、
他人様とうまくいかなかった場合は、解散すればいいだけでしょう。
しかし、自分たち家族にまだ経験のない、
- 災害
- 介護
- 相続
- 子育て
- 自分や家族の病気
いつか必ずやってくる試練には、しっかり準備して、最小限のトラブルで失敗なく乗り越えていきたいです。
自分も実際に経験するたび、多くの方と同じように、
- 体系化した知識
- 具体的な想像
いざという時のための 知識 と 想像 とのアップデートを日頃から繰り返し、
- 対応策を準備
家族のために自分の役割をはっきりさせておく必要性を痛感させられます。
最も必要な準備
はじめての経験では、想定内・想定外、一次的・二次的、物質的・感情的、さまざまなアクシデントが次々と襲いかかり、
知識と想像によってどうにか緊急事態を越えたその先では、新たな日常への思わぬ出費がつづき、
どの試練においてもお金があるほど選択肢が増え、そして心理的負担は減るのが現実です。
結局のところ、現金(日本円)と 資産(不労所得)が最も必要で確実な準備、という気がしてきます。
もちろん、協力し合える家族関係でないのなら、初めからいっしょに乗り越える必要はないわけで、
まとめると、災害・介護・相続・子育て・病気などなんでも、混乱直後をしのぐ最低限の備品や知識を準備したうえで、
何が起きても家族一同一丸となって乗り越えていくために、
- いつでも質素に暮らして、金銭的なゆとり
- いつでも相談しあえる、頼り合える関係
を維持していくのが良さそうですね。