仕事と子育てに追われ、仕事関係以外はだれとも会ってない、そんな期間を多くの人が経験します。
個人的な話ですが、50歳を過ぎ地元へ戻ると、子どものころ学生時代を一緒に過ごした人が多くてうれしいばかりでした。
旧友との関係
友達には、
- 子供のころからの旧友
- 社会人以降の仲間
がいると思いますが、
いつ会っても、何の違和感もなく現状を伝え合い、そしてまた数年後とくに約束もなく会えるホントの友達は、やっぱり旧友でしょう。
相手の家庭的・社会的・金銭的な成功に対して嫉妬なく心から喜べる、利害関係なくただただ一緒に楽しく過ごしてきた大切な親友、
だからこそ、借金や起業などお金が絡んだ場合には仲たがいしやすい、とよく言われます。
兄弟姉妹との関係
利害関係なく一緒に過ごした人と言えば、なんと言っても兄弟・姉妹です。
利害関係なく大切な人
最近では長男後継の感覚はなく、幼少時代から兄妹姉妹みな平等に、ワイワイ仲良く楽しく成長する時代となりました。
スポーツでも勉強でも、兄弟姉妹のいい結果を素直に喜び、
そして大人になっても、家庭的・社会的・金銭的成功を心から喜べる関係、
歳を重ねた後も、1年ぶりでも2年ぶりでも再会を楽しめます。
そして親友と同様に、借金をしたり一緒に起業したりすれば仲たがいするかもしれませんが、
ほとんどの家庭では、兄弟姉妹間でお金のやり取りなんてないでしょう。
必ずやってくるお金の話
そして多くの場合、初めて一緒にお金をあつかうのが相続です。
利害関係なくホントに幸せだったのに、お金の話をしなくてはいけません。
どれだけ感情を抑えて機械的に行っても、一緒にお金へ向き合う前には戻れない気もします。
とにかく、
- 利害関係なく過ごした大切な絆を大きく
- 感情のしこりはできるだけ小さく
そのために、ちょっとだけでも具体的な相続話を、ちょっとした日常にしておきたいですね。