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仲のいい家族 も 仲のわるい家族 もどちらもフツーだからこそ、窓口の一本化をお願いします

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仲のいい家族なら、病院や施設からの説明はスムーズに家族間へ伝わります。

一方、仲のわるい家族では、うまく共有できないまま、今後の対応もまとまりません。

だからこそ介護施設では、どちらでもいいように、キーパンソンへの窓口一本化をお願いしています。

親子仲・親戚仲がわるいのもふつう

サザエさん一家のように、親戚一同・その友人も含めてみんな仲よし、という家庭はそうそうありません。

というか、

  • 親の病気、介護が始まってから
  • 以前の相続のときから
  • 結婚当初から親と配偶者のソリが合わなくて

あまり言いたくないけど、身内で仲のわるい親子や親戚がいる、のがふつうで、

この数年、音信フツーなのもフツーな気がします。

だれかひとりでも揉ますひとがいれば、職場でも家庭でも、とんでもなく雰囲気は悪くなるものでしょう。

施設から連絡・説明するのは、原則キーパーソン

一般的に、善意の第三者 とか サービス事業者 とか表現される 病院や施設の職員は、

複数の家族から全く別の依頼をされると、非常に困ります。

とくに介護施設では、

  • 病気が疑われるとき
  • 食事摂取が困難となったとき

積極的な対応 と 消極的な経過観察 とで家族間の一致がなければ、どうにも対応できないため、

多くの施設では、ふだんからまずキーパンソンへ説明し、意思決定もキーパンソンから聞くのが原則となっています。

というのも、キーパンソンと一緒でない方への説明は、家族間で理解の相違を起こしやすく、まして親戚同士仲がわるければ揉めるだけなため、

重要な決定に係るときこそ、説明を聞く場合は同席をあらかじめ案内しています。

結局のとこ、介護施設に勤務する医師としては、仲のいい家族にも仲のわるい家族にも、

  • キーパンソンの窓口一本化

へ引き続きご協力をお願いする次第です。

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