急性期病院に勤務していたころは、いつも睡眠不足でした。
テレビで見かける救急病院のように、急に呼び出され、48時間以上働き続ける日々だったです。
そしていま、早寝早起きの規則正しい暮らし、ホントに幸せを感じます。
脳神経外科医だったころ

以前は、朝7時半には出勤してカンファレンス、そこから若手なら夜中、40歳ころは夕方定時過ぎくらいまで働いていました。

といって帰宅後も、入院患者の病状報告、指示確認の電話は真夜中でもかかってくるし、急患・急変の呼び出しがあれば何時でも病院へ直行だったし、

ゆっくり眠ることなんてなかったです。

30歳過ぎくらいまではたのしくても、40歳では素直にシンドイ、

2-3人での24時間365日対応は、自分にとってずっと続けられる仕事ではないと気づかされました。
夜間に起こされない幸せ

それで40代前半に急性期の脳神経外科医を辞め、50歳前からは子育て都合で地元へ戻って介護施設勤務、もう2年半が過ぎました。

夜間は別のオンコールドクターが対応してくれるおかげで、
- 夕方定時帰宅
- 毎晩子どもと21時に寝て
- 朝5時起床
- ぐっすり8時間睡眠

の日々が続いています。

ありがたいことに、
- 夜間に電話で起こされることなく
- 休みに電話がかかってくることもなく

オン と オフ のある日常です。

心身の健康維持のため、
- 規則正しい生活
- 睡眠が足りている暮らし
- 家族へ集中できる休み
もう手離せません。

あらためて、自分を大切にするから他人へも優しくなれる、そんな気がします。

そのため、これからも自分が継続できる範囲を守りながら、利用者さん や 職場の方々へ勤務時間内の最大限でお役に立っていくつもりです。

振り返ると、小さい子どもがいるなか脳神経外科を続けていた あのころの上司や同僚は、みんなスーパーマン、スーパーウーマンだったとホントに尊敬しますね。
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