2026年度春から、脳神経外科外来やってます

25歳から43歳まで急性期病院脳神経外科、43歳から50歳まで回復期リハビリテーション病院勤務、その間ずっと脳神経外科外来診療は日常でした。
いまの介護保険施設勤務となって3年、このたびオーナーからグループ病院の脳神経外科外来を週2日やるように言われました。
脳神経外科外来

想像がつくかもしれませんが、脳神経外科外来でも 手術のある病院 と 手術のない病院 では様相が異なります。
手術を行う病院

手術をする地域基幹病院の外来では、
- 初診:近隣の脳外科クリニックや病院から、紹介状持参の術前患者
- 再診:自分や前任者が手術した患者

初診では、病気や治療の説明・追加検査予約があるため、人数をしぼってひとりひとりに時間を要し、
再診は、半年や一年ごとに予約している定期検査結果説明なので、時間どおりリズムよく進みます。

結果として、広い外来スペースに患者さんが比較的少ないイメージです。
手術のない病院

一方、クリニック や 一般病院 での脳神経外科外来は、近所の内科クリニックからの紹介もあるなか、

キホン、不安のあまり脳外科外来検査を希望して来られる方 や 定期処方の患者 が多く、待合室はいつも混み合っています。
病気か病気でないか

そのような追い立てられる外来でも、
- 歩いてくる重症者を見逃さない
研修医時代から、みんな指導されてきました。

とにかく、
- 病気があるかないか
目の前の患者さん と 自分 にとって、最も大切なことです。

もちろん、脳の病気なら自分で検査できますが、脳や脊髄以外の病気だった場合、診断・治療できる医者を探す大仕事が発生します。

めまいで脳神経外科外来へ来たけれど、重症の不整脈で循環器内科へ搬送、まあ脳外科あるあるです。

見落としを避けるため、どれだけ忙しくても、
- いつから
- どこが
- どれくらい
- どうなのか
- よくなっているか・わるくなっているか
- 他にはないか
問診でしっかり聴き、

そのうえで身体的所見を診ながら、社会的現状 や 背景 も引き出す、それは、
- 今日は重要な会議や商談があるけれど
- 昨日から子どもが高熱を出してるけれど

そんななか病院へ来るのなら、ほぼマチガイなく病気だからです。

どれだけ脳のMRがキレイでも、紹介する別のお医者さんへ行ってもらう説明が必要となります。

このような 手術のない病院 外来姿勢で、4月から脳神経外科外来をやる予定です。
呉市内の方は、お気軽に呉中通病院脳神経外科外来へお越しください。
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