病院から自宅退院が困難となった場合、自宅での介護継続が困難となった場合、介護保険施設入所を検討します。
その際、必ず見学に行って説明を聞き、しっかり質問しましょう。
転職 や 学校選び と同じように、入ってから揉めるのはおたがいにシンドイです。
みんな優しい職員

介護が必要な利用者の多くは高齢で、認知症もあったりするため、
- 何度も同じことを聞く
- 説明してもすぐに忘れて危険行動をする
- 手伝っても食べようしない
- 利用者同士でいがみ合う

そのたびに職員は話をよく聞きながら、介助を行っています。

仕事だからでは片付けられない忙しさを交代で24時間続け、そのうえで季節のイベントも積極的に準備・開催、

肉体労働・感情労働 どちらもキツイ現場、看護・介護へ携わる方々のやさしさには感嘆させられる毎日です。
多くの職員に優しい家族

そのような職員の大変さを理解してくださる多くの利用者家族から、感謝 や ねぎらい の言葉をよくいただきます。

もちろん、時には至らぬ点もあるかと思いますが、自宅で介護を経験している家族ほど優しく、職員のプロフェッショナルを評価してくださるのでしょう。

それで、この施設を選んでよかった、となっているならホントうれしいばかりです。
お互いに優しくなれるために

どの施設も、限られた人員・限られた設備・限られた介護保険制度のなか、
- 利用者および家族に満足してもらう
- 家族に対する職員の感情労働を減らす
みんなのハッピーのため、

あらかじめ家族の 期待 と 現実 のギャップを埋めるよう、
- 入所前から、本音での面談 と 現状・今後の共有
- 入所後も、本音での面談 と 現状・今後の共有

他のサービス業同様に、当施設へマッチするか・当施設に満足できるか、家族自身が納得できるまで説明しています。

といったところで、塾でも飲食店でもなんでも、必ず相性はあるはずです。

施設入所を検討する際は、どんなに忙しくても、ぜひ複数の施設を見学しましょう。

利用者・家族・職員 みんながお互いに優しくなれる空間が、やっぱりいいですからね。
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