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夫婦ふたりとも施設入所した場合

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昭和20年終戦生まれ、昭和の高度経済成長を支えた方々が今年80歳です。

企業戦士 と 良妻賢母 という時代、老後は夫の厚生年金・遺族年金で暮らしています。

そしてその子ども世代では共働き夫婦のほうが多くなり、ふたりともが年金をもらう時代がやってきそうです。

とにかく家庭それぞれで、親介護子育て自分の老後も解決するしかありません。

専業主婦家庭

昭和では、男性が働いて女性は家事、という風習が強かったです。

慣習や制度でも、

  • 新卒一括採用、終身雇用
  • 配偶者控除、年金第3号被保険者

年金も含めて、年上の男性が働く前提の仕組みとなっていました。

定年から何十年後に男性が施設へ入所した場合、厚生年金内で介護保険施設の支払いは十分可能で、

持ち家で質素な暮らしなら、配偶者はたまに貯金を取り崩すくらいでしょう。

一方、夫婦ふたりともが施設入所となった場合はマイナス、毎月貯金が減っていきます。

といっても、

  • 年金16万円で、それぞれ12万円ずつの支払いなら、8万円ずつの赤字

この程度なので、話題となった貯蓄額 2000万円あれば、たしかにどうにでもなるイメージです。

共働き家庭

昭和の共働きは 教員 や 医療者 に多かった気もしますが、近年では、どの業界でも当たり前となりました。

定年後にそれぞれ厚生年金をもらえるので、生活に余裕があり、

歳をとっても病気になっても各個人に対して収入があれば、ふたりそれぞれが施設入所した場合でもホントに安心です。

とはいえ、昭和平成の共働き家庭では、祖(父)母が子育てを協力してくれました。

前の昭和世代が専業主婦モデルだったからこそ、次の世代は共働きが可能だったわけです。

そして近年、各世代みんなが働き続ける生涯現役、そんな新しい時代が提唱されています。

これからは、親介護子育て自分の老後もどう乗り越えるか、各家庭夫婦で考えるしかなさそうですね。

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