介護のお金

自宅介護をはじめるために、最低限必要なこと

親が家に帰りたいと言うので、退院後に自宅での介護生活を選択するひとも多いです。

デイサービス や ヘルパーを利用するにしても、働きながらの介護がイメージできていなければ、ちょっとシンドイかもしれません。

しっかり決意して、イメージできるまで準備したいです。

決意

転職だろうが、結婚だろうが、起業だろうが、なんでも決心しないとはじまりません。

もちろん自宅介護も、

  • 大変だろうけど、いっしょに暮らす

と決意しないのなら、できるわけがないのです。

そこで、やっぱり、

  • 配偶者がどう言うか
  • 兄弟の協力がないと
  • ご近所からどう見えるか

など他責傾向のひとでは、退院後の困難をのり越えられません。

悩む前に、

  • 配偶者と相談する
  • 兄弟それぞれの意向とできることとを確認し合う
  • 周囲を気にしている場合ではない

くらいの意気込みが必要であり、“やらされ感” や “べき論” のチャレンジでは、何をするにも危険です。

介護暮らしのイメージ

転職だろうが、結婚だろうが、起業だろうが、なんでもその後のイメージがある程度はできていないと破綻します。

もちろん自宅介護も、

  • 見守り・介助 や ケアマネージャー・ヘルパー

など、ずっとつづいていく介護生活 や 援助してもらう方々 のイメージがわかないのなら、できるわけがないのです。

親族の介護経験があってもなくても、病院内の地域連携室・地域包括センター・ケアマネージャー・かかりつけ医からしっかり情報を集め、

自宅に戻る前から、

  • 食事介助
  • ポータブルトイレ、オムツ交換
  • 手引き歩行

など、ひととおりできることが必要であり、“出たとこ勝負” のチャレンジでは、何をするにも危険です。

つまり、自宅介護できるかできないかは、心情 や 金銭 よりも、“覚悟” と “知識” で最初は決まります。

とか言って、まあなんでもスタートは “覚悟” と “知識” 、当たり前のことだったですね。