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看護介護職員の負担を減らすために

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介護保険施設はどこもでしょうが、看護介護職員のがんばりによって維持されています。

燃え尽き症候群をきたさないために、介護保険制度という大きな話よりも、とにかく今できることから取り組んでいきたいです。

高ストレス状況下の看護介護職員

一般的に、

  1. 感情労働
  2. マルチタスク
  3. 夜勤・睡眠不足

の職場は、ストレスを生じやすいと言われます。

感情労働

接客・営業・教育・医療介護の現場では、つらくても笑顔での対応を求められがちです。

顔で笑って心で泣いて、どう考えてもストレスは強いでしょう。

マルチタスク

同時に複数の作業をムリして処理しようとすれば、集中できないばかりか、脳へ大きな負担がかかります。

強いストレスを感じながら、生産性も低下するのです。

夜勤・睡眠不足

また、夜勤ではホルモンバランスが崩れ、睡眠不足はそれ自体が高ストレス、心身ともに弱ります。

こう見ると、看護介護職員は、

  1. いつも心優しく
  2. つねに介助しながらナースコールに追われ
  3. 昼夜交代しながら

働きつづけるため、どうしてもストレスを抱えやすく、

その職場作業ストレスに加えて、

  • 家庭の問題 や 病気
  • 職場の人間関係 や 裁量不足

さらに自己効力感を低下させる状況へ陥れば、

  • うつ症状
  • 弱者へのいじめ

不幸の連鎖が生じる可能性もあるのです。

看護介護職員の負担減へ

この現状に対して、いま施設内でできることとして、

  • 専門医による利用者の認知症周辺症状コントロール
  • 職員それぞれが裁量を持ち、積極的に作業減
  • 職員採用、職員増

へ取り組んでいます。

もちろん賃金増も必要ですが、給料が上がればすぐに改善できる問題でもありません。

急に日本経済が経ち直って介護財源が確保され、また看護介護職員希望者も増えるような未来があればいいですが。

まずは円高不況時の自動車産業のように、いまあるリソースで解決を目指し、

しっかり休める環境づくりへ、職員一同で取り組んでいく次第です。

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