病院の入院費用 や 施設の入所費用などは、自分周囲での経験がない人ほど相場観がなく、不安になりやすいです。
もちろん人それぞれに違ってきますが、老後の施設費用は個人の厚生年金と同じくらい必要、というイメージがいいかもしれません。
公立と私立
テニスコートでも大学でも何でも、公的機関と私的機関とがあります。
国や自治体が運営する公立は、ほとんどの人が利用可能で、しかも安く、
反対に、個人や企業が運営する私立なら、会員制で高額となりやすいです。
多くの場合において、そこまでの金銭的余裕がなかったり、格段のこだわりがなかったりで、公的機関を利用するのが一般的でしょう。
公立の老後施設
老後の施設でも、介護保険の見地から、
- 公立：介護保険施設（介護医療院、老健、特養）
- 私立：有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅
と大まかに分類でき、私立の有料老人ホームの中には、ホテルのようにキレイな富裕層用もあったりしますが、
多くの人は、公立の介護保険施設へ入所していきます。
介護保険施設費用の具体的イメージ
そしてその費用は、昭和・平成の公立保育園費用のように所得へ連動しながら上下変動し、みんなそれぞれ違います。
月々の介護保険施設費用が、本人所得次第であるため、
- 5万円 – 18万円
といった値幅のある価格を、ネット記事でよく見かけるでしょう。
そのうえ、本人の貯蓄額までもが費用に関わっており、具体的な額面は、施設ごとに直接聞くしかないのが現状です。
でも、もうちょっとだけ詳しい相場観くらいならば、
- 本人の厚生年金前後くらい
と思っておくと、大きなズレはないでしょう。
まあ、感覚的に、
- 払えるけど、ちょっとシンドイなあ
といった額で、やっぱりいつまでたってもお金が必要となるイメージですね。
