介護保険施設では、職員が毎日排便を記録・調節しています

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便秘は消化管疾患というよりも症状、年齢を重ねて動けなくなるほど悪化します。
そのため、高齢者ばかりの介護保険施設では、職員が利用者の便秘を日々コントロールしています。
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便秘

健康に暮らしている人でも、便がゆるい日・下痢気味の日・出にくい日はあり、

もともと数日おきにしか排便がない、そこそこ便秘の方もいるでしょう。
便秘の悪影響

便秘になると、腹部膨満・食思不振・嘔吐、場合によっては腸閉塞をきたします。

一方、下痢では、脱水・低栄養・電解質異常を引き起こすため、

原因があってもなくても、とにかく便秘・下痢ともに長期の放置は厳禁です。
高齢者の便秘

とくに高齢者は、
- 水分量低下
- 運動不足、筋力低下
- 寝たきり、十分に腹圧をかけられない
- 腸管運動機能低下(加齢、抗精神病薬)
便秘をきたしやすく、

本人だけでなく、家族や介護者も注意する必要があります。
便秘治療

教科書的には、踏ん張らなくてもしぜんとスムーズに便が出ていく、排尿と同じような排便が理想的と言われます。
便秘の一般的治療

そのために、まず生活習慣を整え(水分摂取、運動)、改善が乏しければ薬を使用します。

便秘薬には、
- 非刺激性浸透圧性下剤:酸化マグネシウム、モビコール
- 刺激性下剤:センノシド、ピコスルファート
- 外用薬:坐薬、浣腸
- その他:腸管分泌と運動調節薬
があり、

治療の流れとしては、しっかり水を飲んでウォーキング、そのうえで①④軟便化②腸管を動かし③それでもダメなら浣腸、というイメージでしょうか。
施設入所者への対応

そのうえで、介護施設入所の高齢利用者は、
- トイレ動作に介助を要する、もしくはオムツ内排泄
- 便秘や腹部症状を表現できない
方が多く、

しかも、ベッド上や寝たきりの暮らし、腹圧をかけることは困難です。

だからこそ、看護介護職員はいつでも便秘は起きる前提で、水分摂取はもちろん、
- ふだんから酸化マグネシウム
- 2-3日でなければ、センノシド、テレミン坐薬

つねに利用者全員の排便を記録しながら、

利用者みんなの、
- 日常的に排便可能なパターンを確立
- 便秘気味・下痢気味となれば、薬の中止や調節

職員一同で毎日、忙しいなか共有・実行しています。

やっぱり当施設に限らず、看護介護職員には感謝感謝の毎日ですね。
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